このブログは英語スクール・TORAIZ(トライズ)に通って英会話を身に付け、人生が変わったと言えるある男のトライズ受講記とその後の人生について書いています。

私は仕事を続けながらトライズで1日3時間(+自主勉強でさらに頑張ったことも!)の英語学習を1年間やり遂げました。
そしてその後、社費留学制度を使って夢だったアメリカへ留学し、人生観が変わりました。
この体験記は今度こそ英語を身に付けよう!と思っている人だけでなく、自分を変えよう!人生を変えよう!と思っている人に読んでほしいブログです。
もちろんトライズについても詳しく説明しています。
私もトライズ開始前はいろいろ不安でした。
- トライズに興味はあるけど、トライズのプログラムって具体的にどんなことするの?
- 値段が高いけど失敗しない??
- 初心者でも英語が話せるようになる?
こんな感じでさまざまな疑問・不安を持っている方も多いと思います。
このサイトは、そんな疑問を持っている人に少しでも不安を解消してもらえたらいいなあという思いもあって、私のトライズに通った後の英語力の伸びなんかも載せています。
Contents
私が英語を身に付けたかった理由
私がTORAIZ(トライズ)に通った理由。

ちょっと当たり前すぎますよね。
もう少し詳しく説明すると、私の夢である留学をかなえるためです。
っていうか、英語圏に留学すればトライズなんかに通わなくても英語が話せるようになるのでは?
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、よく考えてください。
社会人が語学留学するのは現実的ではありません。
そこで私が狙ったのが社費留学でアメリカの大学院へ留学することでした。
社費留学の社内選考には英語面接もあり、英語力が合否を大きく左右するのです。
留学する前からある程度英語が堪能でないと、行かせてもらえないんですよね。
TOEICなどの試験は独学でもなんとかなりますが、英会話となるとなかなか独学は厳しい。
そんなある日、どこかのサイトでトライズのバナー広告が目に入りました。
キャッチコピーは
「楽ではないから成果が出る!」

最初この広告を見たときに衝撃でした。なんて挑戦的なコピーでしょうか。
トライズは1年間で英語を1000時間も学習し、「楽ではないから成果が出る」と謳う英語学習プログラムです。
私は夢を実現するために英会話を本気で勉強する覚悟を決め、トライズの門をたたきました。
1年間プログラムをやり遂げてみて言えるのは、「楽ではない」はまさにその通りだと思います。
最初に書いたとおり、私はトライズを修了してから無事に社内選考に合格し、夢をかなえてアメリカに2年間社費留学しました。
留学中の勉強はそれなりに大変でしたが、仕事をしながら毎日英語もやって、留学の準備もやってという日本での日々に比べたらどうってことなかったです。
大人になってからでも何かを必死でやり遂げたというのは大きな自信につながるんだと思わされました。
英会話学習は挫折続き。そんな私がトライズに賭けた理由。
ぶっちゃけると、私の英語学習は挫折続きでした。
社会人になって早々、キャリアアップのために英会話を身につけるぞ!と意気込んで通い始めた大手英会話学校のE○Cはわずか3か月で辞めました。
新年になって決意もあらたにやり始めたア○クのヒヤリングマラソンは、開封されることのない教材が溜まっていく一方。
私はいつしか

と自分自身に言い訳にして、自分の失敗を正当化していました。
実を言うと「1日10分で効果が~」とか、「聞き流すだけで成果が~」といった魅力的なキャッチコピーの商品にも手を出したことがあります。でもそれすらも続かず、挫折してきました。
そんな折、勤務している会社が社費留学制度を使ったアメリカ留学希望者を募集していることを知りました。
社会人になってから7年目のことです。
私は学生時代からなんとなく留学に憧れていたものの、結局実現せずにいました。
英語学習に興味があって独学していたのも、もともとは留学に興味があったためです。
社費留学では社内選考があり、英語の面接もあります。
アメリカへの留学では英語を勉強しに行くわけではなく、あくまで専門性を身につけに行くため、社内選考では英語力がかなり重要視されるのです。
よし、この機会に絶対英会話をマスターして社費留学してやる!今度こそ絶対に失敗しない!
と決意を固めて入会したのがTORAIZ(トライズ)です。
私がトライズに惹かれた理由は、
- 独学で英会話を身につけるのに限界を感じていた
- トライズは楽ではない、ハードに学習するとアピールしている
- 受講料は高いが全額返金保証制度がある
- 無料カウンセリングを受けてコンサルタントの方の熱心さに感動した
という点です。
実はトライズのような英会話コーチングスクールはたくさんあって、私は何社か無料相談会に参加してみました。
そのなかでもトライズのコンサルタントさんが一番熱心で、入校した場合どうやって英語力を伸ばしていくか、私の目標に合わせて一番具体的に説明してくれました。
他社と比較して期間が一番長く、さらに料金は一番高額でしたが、絶対に失敗したくないという思いから、結局トライズに決めました。
楽ではないから効果あり!英会話マスタープログラム・トライズとは?
さて、私のTORAIZ(トライズ)体験記の前にトライズのプログラムについて、簡単に説明しておきましょう。
トライズは1年間の英語マスタープログラムです。
学費は月額11.8万円x12か月で141万6000円。
これにコンサルティング料18.5万円+入学金5万円で、年間165.1万円です(※2019年4月現在)。

こんなにお金を取るんだから、さぞかし効果があるんだろう!
と期待するのも頷けます。
でもトライズに通えば簡単に、まるで魔法のように英語が身につくというものではないんですね、残念ながら。
公式サイトトップページにもでかでかと書いてあります。
たしかに、トライズで勉強すれば、※初心者レベルの人でも、1年間で海外生活も可能なレベルまで英語力がアップさせることも可能です。(※受講生の平均データです。すべての人の学習効果を保証するものではありません。)
でも頑張るのはあくまでも自分自身。
トライズはあなたの英会話学習に高い成果が出るようにサポートしてくれるのが主な役割です。
だから、
- 高いお金を払ってでも絶対英会話を身につけたい!
- 今度こそ失敗したくない!
というやる気に満ち溢れている人におすすめです。
;TORAIZ(トライズ)は創設者自身の苦労を基に作られた!
1年間英語マスタープログラムのTORAIZ(トライズ)は、三木 雄信さんというビジネスマンが立ち上げました。
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トライズ(TORAIZ)を創った三木 雄信さんってどんな人?
トライズ(TORAIZ)は片言英語レベルの人が1年間で海外赴任レベルの英語力になる、1年間英語マスタープログラムです。 【公式】TORAIZ トライズのプログラムは、トライズを運営している株式会社トラ ...
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ソフトバンク出身の三木氏はもともと、ソフトバンクの孫正義社長の右腕として活躍していました。
孫正義社長と言えば、世界をまたにかけ、海外のビジネスエグゼクティブを相手に堂々と英語で交渉するカリスマ経営者です。
三木氏はグローバルに活躍する孫氏の社長秘書として、彼とともに世界中を飛び回っていました。
ところが、ソフトバンクに入った当初はほとんど英会話ができなかったそうです。
入社当初、孫社長とともに海外出張に同行した三木氏。
日常会話程度なら英会話が出来ると孫社長に伝えていたものの、いざ英語での英語での交渉の場に同席すると、世間話すらまともにできない。
そんな情けない姿を孫社長に見られた三木氏は直感的に「このままではクビになる!」と思ったそうです。
そして忙しい本業の合間を縫って英会話を猛勉強し、※わずか1年間でビジネス英会話を使いこなせるようになったといいます。(※三木氏の個人的な体験談で、すべての人に当てはまることではありません。)
この時の強烈な体験をもとに作られたのがこのTORAIZ(トライズ)なのです。
三木氏が忙しい本業を続けながら英会話をマスターできたように、トライズも仕事が忙しい社会人でも1年で英会話が身につくように、徹底的にサポートしてくれます。
トライズでは1年で1000時間勉強する。だから成果があがる。
TORAIZ(トライズ)の中心となる考え方が、日本人が英語を習得するためには1000時間の学習が必要という理論です。
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【2000時間超】英語を話せるようになるまでの時間を短縮する方法はある??ガチで考察してみました!
私たちのような日本語話者が英語を話せるようになるまでの時間は、いったいどれくらい? 効率が高くて効果的な英語学習法を続けていれば、その時間を短縮できるの? 実はこれ、多くの英語学習者が疑問に思っている ...
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これは、日本語話者が英語を習得するためには約2200時間の学習が必要という学術的な研究結果に基づいています。
日本人は学校教育で1200時間英語を勉強していますので、あとの1000時間をトライズで勉強しようというコンセプトです。
1000時間といわれても、実感がなかなか湧かないかもしれません。
例えば一般的な英会話スクールでは1コマ40分です。週一で通ったとすると、1年トータルで35時間。1000時間勉強するためには約29年かかります。
1000時間の学習を1年で達成するためには、1日2時間45分毎日勉強する必要があります。
これが、トライズが「楽ではない」と主張している理由です。
トライズでは学習者が挫折しないようにしっかりサポート!
ご存知のように、英語学習は挫折しやすいです。

TORAIZ(トライズ)では1年間に英語を1000時間学習するというハードスケジュールをこなしますが、一人で完遂するのは非常に困難です。
そこでトライズは受講者がこのハードなスケジュールをやり遂げやれるよう、専属のコンサルタントが学習を徹底的にサポートしてくれます。これがトライズの一番のウリでもあります。
まずトライズでは受講者本人とコンサルタントが議論しながら、受講者ひとりひとりのスケジュールや目標にあった学習スケジュールを立てていきます。
そしてそのスケジュールを確実にこなせるよう、毎日メールによるサポートをしてくれたり、2週間に一回のコンサルティングで進捗状況を確認してくれたりします。
またなかなか学習効果が出なかったり、モチベーションが維持できなかったりといった悩みにも真摯に対応してくれます。コンサルタントの協力なしでは1年間で英語を身につけるのは困難です。
トライズではネイティブ並みの英語は目指さない
日本語話者はほとんど日本人しかいないのでわかりにくいですが、世界で英語を話す人の8割は非ネイティブと言われています。
特にビジネスの世界では、英語は意思疎通を図るためのツールにすぎません。ネイティブの人も、非ネイティブに完璧な英語を求めていないのです。
ですから、トライズでは完璧な英語は目指しません。
あくまでもビジネスの世界で通じる、実践的な英語習得を効率よく目指します。

TORAIZ(トライズ)の無料カウンセリングでは何をする?
いくらトライズに関するネットの口コミや評判を読んだところで、実際の雰囲気やコンサルタントの方の熱心さはわかりません。

しかもトライズは個人の目標や目的に合わせて学習計画を立ててくれるので、受講生ひとりひとり全く違う学習プランで勉強しているのです。
ネットの口コミや評判があなたの場合に当てはまるかどうかはわかりません。
そこで、少しでもトライズに興味がある人、疑問や質問がある人は実際に無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
無料カウンセリングの予約は公式ホームページから簡単にできます。
無料カウンセリングを受けたからと言って、トライズにしつこく入会をすすめられることは絶対にありません。
なぜならトライズは大人気スクールで、会場によっては常に入校待ちができるくらい生徒があふれているからです。
勧誘なんかしなくても、入学希望の生徒がどんどん集まってくるんですね。
実際無料カウンセリングの予約も会場によってはすぐに埋まってしまうらしいです。
煽るわけではありませんが、少しでも興味があれば、早めに予約することをおすすめします。

無料カウンセリングでは※トライズのコンサルタントさんが担当してくれます。(※入学後もカウンセリング担当者と同じ人がコンサルタントになるとは限りません。)
無料カウンセリングではまず、トライズがどうやって作られたたか、何を目指しているのか?を説明してくれます。
このサイトに書いてあるようなことを資料を使って説明してくれるんですね。
続いて、トライズの成果が出る学習プログラムや料金体系、返金保証などについて詳しく説明してくれます。
この部分は公式サイトにも記載されている内容ですが、無料カウンセリングでは実際の生徒さんの例などを用いてもう少し具体的に解説してくれます。
そしてあなたが英会話を学習する目的、具体的な目標をカウンセリングの方と話しながら確認します。
私の場合は「社費留学制度でアメリカ留学する」ために英会話をマスターするのが目的で、目標はTOEFL(アメリカ留学用の英語試験。TOEICよりは大分難しい)で100/120点を取る!でした。
コンサルタントの方いわく、目標はできるだけ具体的であるほうが良いそうです。
ぼんやりと英語が話せるようになりたいと思っている程度では、とても1年1000時間のハードスケジュールはこなせないようです。
そして目標が決まれば、トライズ入学後にどうやって学習していけばよいのか、そしてどのようなテキストを使うのか?を説明してくれます。
トライズのユニークな特徴の一つに、学習には市販のテキストを使うというものがあります。トライズにはオリジナルテキストがないんです。

最初聞いたときはびっくりでしたが、これにはしっかりとした理由があって、「生徒ひとりひとりの目標にあった最良のテキストを用意するため」だそうです。
たしかに市販のテキストはレベルから種類まで膨大な量があります。これを自社だけで用意するのはほぼ不可能と言えます。

こちらが私が実際にトライズで使っていたテキストの1冊です。
この本はシャドーイング練習教材として利用していました。
無料カウンセリングの最後に質問があれば、コンサルタントの方がなんでも答えてくれます。
ここで遠慮して質問しないのは損です。
もし入学するとしたら150万円以上の学費を払うのはあなたなのです。疑問は徹底的にぶつけて、解消しておきましょう。
ちなみに※無料カウンセリングを受けた当日中に申し込みを決めると、入学金5万円が無料になり、しかも受講料が10万円引きになるキャンペーンを実施している場合があります。(※最新の割引情報は必ず公式サイトから確認してください。)
もちろん安くなるからといって即決する必要はありません。他のスクールの無料カウンセリングに行って比較検討したりして、じっくりと決めればよいでしょう。
カウンセリング終わりに「うちに持ち帰って検討します」といえば、それ以上何か言ってくることはありません。
あとから電話やメールでしつこく受講を勧められることもありませんので安心です。
逆にトライズに決めよう!と思っている人は、割引額が大きいので当日申し込んだほうが断然お得です。
TORAIZ(トライズ)の効果がでる学習スケジュールは?
トライズでは1年間で1000時間学習しますが、これを365日で割ると1日2時間45分学習を毎日続けなくてはいけません。
社会人の方はこれがいかに厳しいことか、よくわかると思います。
トライズでは初回のコンサルティングで受講生の仕事のスケジュールにあった学習計画を立てます。
自分の仕事のスケジュールをまず書き出して、出勤前や通勤途中、帰宅後など勉強できそうなところにどんどん学習スケジュールを詰め込んでいきます。
公式ホームページに掲載されている生徒のスケジュール例がこちらです。
これらの学習を仕事の合間にこなしていくのです。
最初はとてもきついですが、一か月も続けていると意外に慣れます。

そして、3か月もすればほとんど生活の一部のような感じになります。
ただ、惰性でなあなあで勉強しても効果は表れないので、ダレてきなたと思ったらコンサルタントさんと相談して気合を入れなおす工夫も必要です。
続いて、それぞれの学習内容を詳しく見ていきましょう!
リスニング(自習)
市販の教材を使ってリスニングの勉強をします。
私の場合は映画のスクリプトが丸々書かれている本と、その映画を使ってリスニングの勉強をしました。
リスニングでは教材を聞き流すだけではなく、シャドーイング(教材の会話を模倣すること)をして実際にアウトプットすることで学習効果を高めていきます。
シャドーイングはリスニングだけでなく、スピーキング力も高めるトレーニングとして有名ですよね。
シャドーイングには単純に聞こえてきた音を何も考えないで真似るプロソディシャドーイングと、英文の意味を考えながら真似るコンテンツシャドーイングがあります。
それぞれのやり方についてはコンサルタントの方が詳しく説明してくれます。
リスニングは週に約10時間学習します。
新しい教材をどんどん使っていくというより、1つの教材をやりこむといった感じでした。
同じ教材を使ってまずはプロソディシャドーイング、続いてコンテンツシャドーイングをするという流れです。
スピーキング(自習)
これは主に教材に書かれている英文を暗記し、実際にもごもご自分でしゃべってみるという学習方法です。
週に約5時間学習します。
教材は生徒のレベルによって異なるそうですが、私の場合は絵を見た瞬間に状況を説明する英文がぱっと浮かぶ、口をついて出るという練習をしました。
瞬間英作文と呼ばれるトレーニングです。
瞬間英作文は英語学習界隈では有名なトレーニング方法で、市販の教材もたくさん出版されています。
会話をする際には頭の中でいちいち日本語を英語に訳していると話の流れに付いていけなくなるので、ほとんど瞬間的に英語を思い浮かべて口に出すというトレーニングは大変役に立ちます。
ネイティブ講師とのレッスン
トライズは英会話取得を目指すスクールなので、ネイティブ講師による英会話レッスンがあります。
スカイプによる英会話レッスンが週二回、1回25分。これはマンツーマン授業です。
そして実際に教室に出向いてネイティブ講師と対面での英会話レッスンが週一回、50分です。これは他の受講者4人程度で一緒に行うグループレッスンです。
講師はずっと一緒の人が担当してくれます。
同じ先生なので、回数が進むと向こうがこちらの癖や間違えやすい個所などを把握してくれます。
フィリピン人講師を採用している、一般的なSkype英会話だと毎回講師が違うってことがよくあるので、このシステムはうれしいですね。
ただネイティブ講師とのレッスンは毎週決まった曜日の決まった時間に行われるため、予定が急に入ったりする仕事の人は注意が必要です。講師の都合でレッスンがキャンセルされた場合以外、振替授業は基本的にやってくれません。
ネイティブ講師とのレッスン予習・復習(自習)
上記のネイティブ講師とのレッスンのための予習・復習をします。週6時間です。
私の場合は英会話レッスンはフリーカンバセーション中心でした。
毎日勉強していることを試す、腕試しの場ですね。
毎回講師の人と、あるテーマに付いて話し合うというスタイルでした。
レッスンの終わりに講師の人からダメ出しやアドバイスが入るので、言われたことをメモして、あとで自分なりに復習する。
また、講師の人が「次回は〇〇というテーマでディスカッションしましょう!」と言ってくれるので、次回レッスンまでに関連表現や語彙を一生懸命勉強しておく予習も欠かさずにやっていました。
コンサルタントが学習を徹底サポート!
TORAIZ(トライズ)では専属のコンサルタントが学習を徹底サポートしてくれます。
トライズのコンサルタントさんは本当に熱いです。めちゃくちゃ頼りになります。
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トライズ(TORAIZ)のコンサルタントさんってどんな人?
トライズの1年プログラムを修了した私が思うに、TORAIZ(トライズ)の一番の魅力はコンサルタントの方の存在です。 トライズでは年間1000時間もの過酷な英語学習をやりとげられるよう、専属コンサルタン ...
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コンサルトさんは受講者の本業のスケジュールを加味し、1年間で1000時間の学習を達成できるような学習スケジュールを立ててくれます。
そして実際に学習が始まると、毎日の学習内容と学習時間をコンサルタントさんに報告します。
コンサルタントさんはその内容を見て、感想やアドバイスを返してくれます。
その他、2週間に1度面談があります。
面談ではこれまでの学習の進み具合や効果を確認します。面接の際にはこれまでの学習効果をチェックするために小テストを受けます。
テストで悪い点を取るとこっぴどく怒られる...ってことはなかったですが、あまりよくない点数を取ると学習内容・学習方法の徹底的な見直しを迫られます。
トライズは基本的に自習が中心ですが、やり方が間違っていたり、成果があまり上がらなかった場合はコンサルタントさんが軌道修正してくれます。
またコンサルタントさんの大事な仕事の一つが生徒のモチベーション管理です。
断言してもいいですが、あたながいくら高い志を持ってトライズに入学しても、絶対に途中でモチベーションが低下します。
1年間は長いですから、仕方のないことです。
私の場合は英語の学習に慣れてきたころに著しくモチベーションが低下しました。そしてちょっとサボったりもしました。
一度サボってしまうとさらにモチベーションが低下してしまって、負のスパイラルに陥りそうになります。
そんなときにトライズのコンサルタントさんが頼りになりました。
私の場合は2週間に一度の面談の時や毎日の学習進度報告の時などに「最近あまりやる気が出ない」と相談しました。

するとコンサルタントさんはいろんな提案をしてくれます。例えば学習する「場所」や「時間」を変えてみるようにアドバイスしてもらったり、学習の成果が上がっていることをテストの点などを用いて説明してくれたりします。
やっぱりモチベーションが下がる原因の1つは、本当に頑張っている効果が上がっているのか?が自分ではよくわからない点だと思います。
後述する月一のVersant(ヴァーサント)試験である程度成果が上がっていることが自分でもわかるのですが、第三者であるコンサルタントの方から説明してもらうと、「あ、頑張れば伸びるんだ!」とまたやる気が出てくるのです。
また週一のレッスンを担当してくれるネイティブの先生もモチベーションをアップさせるのが非常に上手いです。
これは実際に留学を経験してみて思うのですが、欧米の人は他人をナチュラルに褒めるのが上手。
トライズのネイティブの先生はそのナチュラル褒め上手という性質に加え、日本人が陥りやすい間違いや気を付けたいポイントを熟知しています。そんな先生のレッスンはとても為になりました。
TORAIZ(トライズ)のデメリットは?
受講料が高い!
実際にトライズを受講した経験から考えるトライズのデメリットはズバリ、価格です。
1年間で150万円以上という受講料では、気軽にお試し!とはいきません。
いちおう受講開始から30日間の全額返金保証や途中解約による残額返金保証がありますが(一括支払いプランのみ)、それでもある程度経済的に余裕があり、しかも本気で英会話を身につけたいと持っている人しか参加できない価格設定になっています。
この高額な受講料は本当に英語を学びたいというモチベーションの高い人だけを集める一種のフィルターのような役割を担っています。
トライズはグループレッスンもありますので、志の低い人が参加することで他の仲間のモチベーションを下げないようにするという側面もあるかもしれません。
私は受講してみて、トライズの学習効果には価格以上の価値があったと思っていますが、この受講料はなかなか敷居が高いのかもしれません。
スクールが東京・横浜・大阪にしかない!
トライズのスクールは現在、東京(新宿、霞が関、田町、銀座、赤坂、秋葉原、丸の内、池袋)と横浜・大阪(梅田・なんば)にしかありません。ですから※地方在住の人には受講するのが難しくなっています。
※遠隔地からSkypeを使ってプログラムを受講できるそうです!詳しくはトライズに直接お問い合わせください。(2018年1月追記)
私は東京在住でしたので問題ありませんでしたが、同じレッスングループだった方の中には静岡から新幹線で通っているという人がいました。
グループレッスンは週一回でしたから、本人はどうってことないという感じでしたが、それでも週一回のたった50分のレッスンために静岡から上京するというのは経済的にも時間的にも大変だなーと思ったものです。
トライズは人気スクールなので今後新たなレッスンセンターを開設していく予定だそうですが、それでも最初は東京近郊、大阪近郊の大都市になると思われます。
地方在住でトライズを受講してみたいという人は、Skypeによる受講になると思います。
無料カウンセリングもSkype経由で受けられるそうです。
私がTORAIZ(トライズ)で1年間勉強した成果はこちら!
英語学習が挫折しやすい原因の一つは、学習効果が見えにくいということです。
特に「英会話」って上達したのかどうか、自分ではわかりにくいという側面があります。
トライズでは受講者の学習成果を客観的に評価するために、月に1度Versant(ヴァーサント)という英会話の試験を受けます。
なにやら聞き慣れない試験ですがVersantは、
バーサントとは?
仕事で使える実践的な英語力を測るテストです。従来のテストとは異なり、試験の実施と採点までが短時間で行えます。ピアソンで開発された高度な自動言語認識システムを利用しており、電話かパソコンがあれば日時や場所を問わず受験ができます。国内外の大手グローバル企業での採用のほか、米国国防総省やオランダ政府移民局などの政府機関でもそのシステムが導入されるなど、信頼性の高いテストです。
出典:Versant公式サイト
という実践的な英会話テストです。
ビジネスシーンでよく使われているTOEICよりも英会話力を正確に測れる試験だと言われています。
実際の試験では、指定された英文を読んだり、質問に答えたり、聞こえてきた英文を復唱したりしますが、約20分で終了します。
機械によって受験者の「英語の流暢さ」を判定するので、その場で結果を知ることが出来ます。
スコアは20点から80点の間で評価されますが、各スコアのレベルはだいたいこんな感じです。
スコアと英語レベル
79-80 微妙な意味合いを正確かつ自然に伝達できる。
69-78 流暢で自由な表現を、適切な構文を使って明確に話すことができる。
58-68 大きな負担を感じさせずに、情報や視点を明確に述べることができる。
47-57 身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる。
36-46 基本的な情報(仕事や経歴、家族、余暇など)について述べることができる。
26-35 個人的なことや、よく知られたテーマについて簡単に述べることができる。
20-25 A1で定義されるよりも下位レベルである
47点以上で英語圏で生活レベルだと言われています。
私がトライズを受講し始めて最初に受けたVersantですが、結果は37点でした。

37点ってどれくらいのレベルかというと、
37点ってどれくらい?
途中で途切れることや出だしの誤り、言い直しが多々あるが、非常に短い文章であれば自分の考えを述べることができる。発音は、外国語特有のなまりが目立つが、相手が無理なく理解できる程度には発音できる。単純な構造は正しく使えるものの、規則的に基本的な間違いをする。「and」、「but」、「because」のような簡単な接続詞を使って、単語グループをつなげることができる。
くらいだそうです。

そして3か月の間、トライズの学習計画に従って毎日2時間以上、一生懸命勉強した結果、なんと一気に57点まで上げることができました!

57点のレベルは
57点ってどれくらい?
構文や語彙の選択、もしくは修正のために途切れることが多々あるが、おおむね包括的に話し続けることができる。時々外国語特有のなまりが出ることや発音のミスがあるが、発音は理解可能である。予想可能な状況では、主要な、使い慣れている語彙や構文をほどほどの正確さで使うことができる。個々の簡単な要素から筋の通った分を作ることができる。
というレベルです。
このスコアの伸びには担当コンサルタントの方も驚いていました。そして、コンサルタントの方も一緒になって喜んでくださいました。
ところがこのバーサントテスト、最初スコアが低めの人は40-50点くらいまで一気にスコアが上昇することが多いんですが、その後は1点あげるのにも一苦労なんだそうです。
バーサントは機械による採点なので、点数を取るコツのようなものもわかってくると最初は点数が伸びやすいんです。
でもそのうちそのコツが通じなくなります。
私も完全にこのパターンにはまって、その後は50点台を行ったり来たり。

テストのスコアが上がらないのでなかなかモチベーションが保てませんでしたが、コンサルタントさんの励ましもあって半ば意地になって勉強しまくり、そしてバーサントについて研究しまくった結果、最終的には61点まで上げることができました。

61点というと、
61点ってどれくらい?
目立つほどの長い途切れがなく、一定のテンポで一定量話すことができる。発音やイントネーションを明確に発することができる。誤解を生むような間違いがない。明確で一貫した、意味のつながりがある会話ができるが、時々「抜け」が起こる。
というレベルです。
トライズのコンサルタントさんいわく、日本人でこのレベルまでスコアをあげられる人はなかなかいないそうです。
50点台でも十分すごいのに、60点台は素晴らしいと言っていただきました。
英語学習って独学だとなかなか効果が見えにくく、モチベーションが保ちにくいですが、トライズの場合月に1回バーサントによる英会話力チェックがあるので、学習成果を実感しやすく、学習意欲を保ちやすくなっています。
また私のように途中でスコアが伸び悩んでもコンサルタントの方が励ましてくれたり、別の学習方法を提案してくれたりします。
ここで、これまでのトライズ受講者がVersantでどれくらいスコアが伸びたかというデータがトライズ公式ホームページに掲載されていたので、載せておきます。

やはり多くの人が最初の3か月でぐーんとスコアが伸びているようです。
発音はトライズでは勉強しないので、12か月たっても平均スコアが低いですが、※総合点は「英語圏での生活に困らないレベル」まで到達しています。(※受講者平均です。すべての人にあてはまるわけではありません。)
このバーサントのスコア推移を見れば、トライズ受講した人の成果が分かりますね!
私の場合は、トライズの学習に慣れてきた頃に目標であったTOEFLの勉強も始めました。
仕事とトライズとTOEFL全部勉強するのはめちゃくちゃ大変でしたが、そのころには学習するクセがついていたので、独学もはかどりました。
そして3回目の受験で目標だったTOEFL100点を突破しました!
私はトライズを修了してTOEFL目標点を取得し、念願かなってアメリカに社費留学しました。(※2018年7月帰国しました)
1年トライズで頑張った成果からか、アメリカでもあまり英会話に困りませんでした。
たぶん、1年間の学習をやり遂げた!という達成感も自信につながったんだと思います。
受講料は100万円以上と確かに高かったですが、独学では絶対に達成できなかったであろうレベルまで引き上げてくれて、トライズには値段以上の価値を感じています。
さらに、仕事を続けながらトライズもやり受験勉強もやりという生活を続けていたので、アメリカ大学院での勉強が全く苦になりませんでした。

と思ってたくらいです。
これは自分が本気で英語の勉強を始める前には考えてもみなかった成果です。
1年間という短い期間でしたが、私の学習に真剣に向き合ってくれたコンサルタントの方、ネイティブ講師の方にもとても感謝しています。