フルタイムで仕事をしている社会人が何か勉強を始めようと思ったら、どうしても土日や祝日の休みの日を使ってやることになると思います。
でも私の経験上、休日にまとめてドカッと勉強するよりも、毎日コツコツと続けていたほうが学習は継続しやすいですし、特に英語の勉強は毎日でもちょっとずつ進めたほうが身に付きやすいです。
英語学習が続かずに挫折してしまう人はたくさんいますが(私も元挫折組です)、それは最初から困難な勉強スケジュール(例えば毎日2時間絶対勉強する!など)を立てているからという理由もあります。
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英語を身につけたい時にスケジュールを細かく組み立てることは成功への一歩ですが、最初から自分のキャパを超えた計画を立てるとすぐに挫折してしまいます。
そこでこの記事では、私が実践した英語勉強1日のスケジュールを時間帯に分けてご紹介したいと思います。
無理なく時間帯と自分の体に気を使った学習計画は、英語だけでなくあらゆるタスクにも今後役立つと思います。
朝(5:00~8:00)の勉強スケジュール
このサイトで何度か主張していますが、社会人が勉強するなら朝早起きして時間を確保するのが絶対におすすめです。
なぜなら、この時間帯を上手く使えるか使えないかで、その日のコンディションや生産性が決まってくるからです。
起きる時間帯、朝食、起きてからする行動など朝の動作や判断の一つ一つにその日の1日、大げさに言えば人生も左右されます。
最近ではSNSを中心に『朝勉』を推奨する流れがありますが、朝に勉強すると効率がいいのは、ガチで本当だと思います。
朝起きるのが苦手な人や仕事上夜遅くまで起きている人には、朝早く起きるというのは難しいかもしれません。
それでも、この時間帯を有効活用して英語の勉強、ひいては人生も上手くいってほしいと思います。
夜だと急な予定が入ることも多いですが、朝なら急な予定が入ることもないので、勉強の計画が立てやすいのも魅力です。
私がバリバリ英語勉強に取り組んでいる時は、毎朝5時半に起きていました。
出社のために家を出るのが7時だったので、毎日1時間半自由な時間がありました。
最初は無理やり早起きしていたので頭がぼーっとしていましたが、慣れてくると朝勉強が一番集中できました。
この時間帯に向いている英語の勉強は、単語やフレーズなどの暗記系だと思います。
頭がすっきりとクリアで、集中力も高いので、何かを覚えるには最適です。
朝暗記して、夜寝る前に復習するというサイクルを実践していました。
次に朝の勉強に有効な朝食について考えてみましょう。
学校の教育現場でよく「朝食をちゃんと食べよう」と言われていますよね。
これは「朝食をしっかり摂った子供のほうが学力が高い」という、複数の研究データに基づいています。
この研究データは単にアンケート調査と学力調査を照らし合わせた結果なので、なぜ朝食を食べたほうが学力が高いのか?は医学的にはよくわかっていないようですが、とにかく朝飯を食べたほうが勉強が頭に入ってくるというのは本当です。
ここで朝勉を実践する社会人には一つの疑問が生じます。
勉強する前に朝ご飯を食べたほうがいいのか?それとも勉強後に食べたほうがいいのか?
これについては、はっきりした結論が出ているわけではありませんが、私は
「勉強した後に朝ご飯を食べる!」
を実践していました。その理由は、
朝早起きして一番頭がすっきりとしている時間帯を少しでも無駄にしたくない!という思いからでした。
朝食を取って血糖値を上げたほうが頭が働くという意見もありますが、食後に一番血糖値が上がるのは食事終了の30分後です。
ご飯を用意する→ご飯を食べる→血糖値がMAXになるまで1時間のラグがあることになります。
なので、これを考えたらご飯を食べる前に即勉強して、集中力が途切れてきたら朝ご飯を食べる、のほうが勉強がはかどるのではないでしょうか?
それに関連して、朝起きたらとりあえずスマホでメールチェックやYahooニュースで世の中の動きチェックをする人もいると思いますが、これは絶対にNGです。
脳のリソースを無駄なことに使ってしまうと、朝勉の効率が極端に落ちます。
朝の情報収集も大事ですが、電車など移動時間やトイレに入っている時間にチェックすれば十分でしょう。
社会人が朝に勉強をするなら、無駄なことは一切後回しでとにかく勉強に集中。
飽きてきたら朝ご飯、情報チェックで「脳のゴールデンタイム」を有効活用しましょう。
まとめると
・早めに起きて集中して英語の勉強をする
・朝食は勉強した後に食べる
・情報収集は通勤時間に回して、その分時間確保
この三つを意識して朝のスケジュールを組んでみてください。
昼(12:00~13:00)の勉強スケジュール
昼休憩は昼ご飯を食べて一息つきたいところだと思います。
同僚とランチに行ったり、お弁当を食べたりしたあと、少なからず時間が余ると思います。
1日のうちで真剣に勉強時間を確保したいなら、昼休憩は一人になれる場所で食事をした後そのまま軽く英語の勉強をするのがおすすめです。
会社近くの公園のベンチや、休憩室など、一人になれる場所ならどこでも良いと思いますが、仕事をしているデスク以外がいいと思います。
デスクだとどうしても仕事のことが頭に入ってしまうため気分転換ができません。
気分転換を兼ねて勉強するためにも、デスク以外の場所ヘ行って頭を切り替えましょう。
私は昼は弁当を持参して、社外に出て一人で食べていました。そしてそのあと軽く勉強です。
と言っても、英語のYoutube動画を見たり、リスニング勉強のための海外ドラマを見たりと、「勉強」というよりは気分転換も兼ねた英語エンターテイメントを見るという感覚で行っていました。
さらに私は、オンライン英会話でフリーカンバセーションを楽しむという方法も使っていました。
オンライン英会話のレッスンは25分が多いので、昼休みにご飯を食べた後余った時間をつぶすのに最適です。
朝に覚えた単語の復習や、ゲーム感覚の単語アプリをやってみるのも悪くないと思います。
ほとんどの人にとっては英語が非日常のものであるので、昼休みに英語の学習をすることは頭のリフレッシュにも最適です。
サボっても少々は大丈夫な勉強をここに回すといいと思います。
まとめると、以下のようになります。
・昼はデスク以外の場所でご飯を食べる
・気分転換もかねて英語の学習をする
・海外ドラマや英会話フリーカンバセーションなど勉強っぽくない学習がおすすめ
夜(19:00~24:00)の勉強スケジュール
さあ、一日の締めの時間帯ですね。
この時間帯の過ごし方が、次の日のコンディションに大きく関わります。
夜はお酒を飲むという人もいるでしょう。
自分の都合とは関係なしに飲み会や接待などでお酒を飲む人もいます。
いずれにしても、できるだけ早い時間帯に飲むことが大事です。
私は缶ビール一本くらいなら飲んだ後でも勉強できるタイプなので、ほとんど毎日ビールを飲んでから勉強していましたが、8時を過ぎたらお酒を飲まないようにしていました。
最初に書いたように毎日5時半に起きて勉強していたので、8時を過ぎてお酒を飲むと朝起きたときに頭がぼーっとしてしまいます。
朝勉をするなら、お酒は早い時間にお終いにする、できるなら飲まないほうが朝しっかりと起きられます。
夕食は三食の中で一番軽めなものを食べるのがオススメです。
夜がっつりと食べる人も多いですが、満腹になると食べ物を消化するために消化器系に血液が取られて頭に血が回りません。
たくさん食べても、あとは寝るだけなので消化の良いものを食べて体を休ませてあげたほうが身体にも良いはずです。
さて一番大事な勉強ですが、夜の時間帯は一日がっつり仕事をした後なので、脳が疲れています。
集中力が必要な暗記系には向きません。
私は夜の時間帯はアウトプット系の学習をたくさんやっていました。
シャドーイングや瞬間英作文トレーニングですね。
アウトプット系学習はインプット系学習に比べるとそんなに集中力もいらないので、ソファーに寝転がりながらリラックスして勉強することができ、脳が疲れた状態でも結構長い時間続けることが出来るのでおすすめです。
眠くなるまで淡々と続けていました。
まとめると、夜の時間帯の勉強は次のようになります。
・お酒はなるべく早く
・夕食は軽めに
・英語の勉強はアウトプット系
まとめ
上記に挙げた勉強スケジュールのコツはあくまでも私の例です。
参考程度に見てもらえたら幸いです。
人それぞれ忙しかったり、毎日同じリズムで生活できない人もいると思います。
そのような人でも、自分の今の現状に合わせたスケジューリングをすれば英語だけでなく、どんなことでも成し遂げられます。
大事なのは継続力。
それを可能にするのは習慣付けです。
自分の立てた計画を習慣化して、何か変化が起きたらその都度カスタマイズしていってください。
みなさんが自分に適したスケジュールで日々を幸せに送れることを願っています。
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